2024年の1月にディズニーランド・パリに行ってきました。初めての海外ディズニーです。この記事ではディズニーランド・パリの基本情報や、各エリアの解説、チケットの購入方法などをまとめています。
- 場所・行き方
- 2つのパーク
- 言語
- チケット購入
- 海外でのパスポート・貴重品の管理
- パリ観光はネットで事前予約がおすすめ
- 海外旅行にはWi-Fiレンタルがおすすめ
場所・行き方
ディズニーランド・パリはMarne-la-Vallée(マルヌ ラ ヴァレ)というエリアのChessy(チェシー)というコミューン(市町村)にあります。ディズニーランド・パリと言いつつ、パリ市内にはありません。東京と同じですね。
最寄り駅はMarne-la-Vallée / Chessy(マルヌ ラ ヴァレ / シェシー)となっており、この駅にはTGVやRER A線が乗り入れています。
- TGV:フランスの高速鉄道。シャルル・ド・ゴール空港からディズニーランドパリへの移動にはこのTGVが便利
- RER A線:パリ市内とパリ郊外を結ぶ地域急行鉄道網のA線。パリ市内からディズニーランドへの移動にはこのRER A線が便利
今回、私はパリ市内のホテルに滞在してたため、RER A線を利用してディズニーランド・パリに向かいました。
モンパルナス駅からディズニーランドパリに行く - wakamaga - 旅行マガジン
2つのパーク
ディズニーランド・パリは2つのパーク(ディズニーランド・パークとウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク)から構成されています。東京ディズニーリゾートにも2つのパークがありますが、その構成は少し異なります。
ディズニーランド・パーク
ひとつめのディズニーランド・パークは1992年に世界で4番目のディズニーパークとして開業したパークで、ディズニーランド・パリのメインパークでもあります。ディズニーランド・パークはもう一方のスタジオ・パークに比べて、敷地が広く、多くのアトラクションがあり、パレードが開催されているのも特徴です。
以下の5つのエリアで構成されており、東京ディズニーランドやシーにあるエリアと類似しているところもあれば、そうでないところもあります。
メインストリートUSA (Main Street, U.S.A.)
ディズニーランド・パークに入ると最初に迎えてくれるのが、この「メインストリートUSA」です。このエリアは、20世紀初頭のアメリカの小さな街を再現しており、古き良きアメリカの雰囲気を感じることができます。色とりどりのショップやレストランが立ち並び、ディズニーキャラクターとのグリーティングも楽しめます。また、パレードや夜のイルミネーションも見どころです。
東京ディズニーランドにおけるワールドバザールに対応しますが、屋根がないことが東京のパークとの違いです。屋根がない分、よりオープンな感じがして、実際のアメリカの街の雰囲気に近いかもしれません。
ファンタジーランド (Fantasyland)
「ファンタジーランド」は、ディズニー・アニメーションの世界が広がるエリアです。東京ディズニーランドにおけるシンデレラ城の代わりに、眠れる森の美女の城がそびえ立っています。このエリアには、クラシックなディズニー映画をテーマにしたアトラクションが多数あります。『白雪姫と七人のこびと』や『イッツ・ア・スモールワールド』、『ピーターパンの冒険』など、子供から大人まで楽しめるアトラクションが揃っています。
眠れる森の美女の城の中にはいると、映画「眠れる森の美女」のシーンを描いたステンドグラスを見ることができます。
アドベンチャーランド (Adventureland)
「アドベンチャーランド」は、東京ディズニーランドの同名エリアと同じく、冒険心をくすぐるような異国情緒あふれるエリアです。しかし、ここパリのアドベンチャーランドはさらに多様なテーマを持っています。「インディ・ジョーンズ」や「カリブの海賊」のアトラクションがあり、ジャングルや砂漠、そして海賊の港など、さまざまな冒険を体験できます。
また、アラジンを題材にしたアトラクションもこのエリアにあり、ディズニーシーのアラビアンコーストのような雰囲気も楽しむことができます。
フロンティアランド (Frontierland)
「フロンティアランド」は、アメリカ西部開拓時代をテーマにしたエリアです。東京ディズニーランドの「ウエスタンランド」と似ていますが、パリ版はよりスリリングなアトラクションが特徴です。特に人気なのは、『ビッグ・サンダー・マウンテン』で、このジェットコースターは湖の中を走り抜けるスリル満点のアトラクションです。また、『ファントム・マナー』というアトラクションもあり、これは東京のパークのホーンテッドマンションに当たるアトラクションです。
ディスカバリーランド (Discoveryland)
最後は、「ディスカバリーランド」です。東京ディズニーランドの「トゥモローランド」に相当するエリアですが、パリ版はより未来的で、レオナルド・ダ・ヴィンチの発明品などからインスピレーションを受けたデザインが特徴です。ここでは、「スペース・マウンテン」や「スター・ツアーズ」、「バズ・ライトイヤーのレーザーブラスト」など、未来をテーマにしたアトラクションが楽しめます。
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク
ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークは映画スタジオをテーマにしたパークです。2002年にディズニーランド・パリの2つ目のパークとしてオープンしました。東京ディズニーシーがオープンした翌年ですね。
以下の5つのエリアで構成されており、東京ディズニリゾートではあまり聞き慣れない単語が並んでいます。
フロント・ロット (Front Lot)
パークに入ってすぐにあるエリアがこの「フロント・ロット」です。このエリアは、ハリウッドの映画スタジオを再現したエリアで、映画制作の裏側を垣間見ることができます。ウォルト・ディズニー・スタジオ・パークのエントランスであり、ショップやレストランも充実しています。特に、「ディズニー・スタジオ1」という建物は、クラシックなハリウッドの映画セットを模したデザインで、フォトスポットとしても人気です。
ショップやレストランも充実しているので、お土産探しや一息つくのにも最適なエリアです。
プロダクション・コートヤード (Production Courtyard)
「プロダクション・コートヤード」は、ハリウッド映画の制作現場やハリウッドの町並みをテーマにしたエリアで、映画の街ハリウッドの雰囲気を楽しむことができます。アトラクション「トワイライトゾーン・タワー・オブ・テラー」は、東京ディズニーシーの「タワー・オブ・テラー」とは異なるストーリー展開があり、スリルと驚きが満点です。
ワールズ・オブ・ピクサー(Worlds of Pixar)
ピクサー映画のファンであれば必ず訪れたいエリアです。ここでは、「トイ・ストーリー」や「カーズ」、「ファインディング・ニモ」「レミーのおいしいレストラン」など、ピクサーの人気作品の世界を楽しむことができます。
このエリアの一角にあったパイロン。バズやウッディが出てきそうですね。
トゥーン・スタジオ(Toon Studio)
トゥーン・スタジオは、比較的小さめのエリアですが、アラジンの魔法の絨毯をモチーフにしたアトラクションなどを楽しむことができます。
マーベル・アベンジャーズ・キャンパス(Marvel Avengers Campus)
最後は、2021年にオープンしたばかりの最新エリア、マーベル・アベンジャーズ・キャンパスです。アイアンマンやスパイダーマンなどのアマーベル作品のファンであれば、ぜひ訪れたいエリアです。「アベンジャーズ・アセンブル:フライト・フォース」や「スパイダーマン・ウェブ・アドベンチャー」など、アクション満載のアトラクションが揃っています。東京ディズニーリゾートでは体験できない新しい冒険が待っています。
言語
パーク内またはアプリやWebサイトで利用されている言語はフランス語と英語です。
フランスにあるパークですが、基本的に英語が利用可能であり、英語がある程度わかれば(あるいは翻訳を駆使すれば)十分に楽しめるでしょう。
チケット購入
チケットは公式サイトからオンライン購入が可能です。
執筆時現在では、以下の種類のチケットが販売されています。パークに訪れる日が決まっているのであれば、日付指定ありチケットを選ぶのが無難でしょう。
- 日付指定チケット(1日、1パーク)
- 日付指定チケット(1日、2パーク)
- 日付指定チケット(2日、2パーク)
- 日付指定チケット(3日、2パーク)
- 日付指定チケット(4日、2パーク)
- 日付指定なしチケット(1日、1パーク)
- 日付指定なしチケット(1日、2パーク)
1日券には1パークと2パークの2種類のチケットがあり、1パークとは「ディズニーランド・パーク」か「ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク」のいずれか1つのパークのみ、2パークとは両パークに入れるチケットであることを意味しています。
今回私は、2日間のチケットを購入。個人的に2日間はディズニーランド・パリを一通り楽しむのに適した日数だなと感じました。
海外でのパスポート・貴重品の管理
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私はあまり治安の悪い国や地域には行かないようにしていますが、それでもスリやひったくりなどには常に警戒するようにしています。
スリやひったくりの対策として私が利用しているのが、このセキュリティポーチ。海外では、このポーチにパスポートや予備のクレジットカードと現金を入れておくようにしています。ウエストポーチとして売られていますが、私は斜めがけにして服の下に身に着けています。
パリ観光はネットで事前予約がおすすめ
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パリやその周辺都市での観光を成功させるには事前のネット予約がおすすめ。KlookやKKdayでは、パリや周辺都市の観光地のチケットや現地ツアーを日本語で予約できます。
パリ市内には凱旋門やエッフェル塔などたくさんの名所がありますし、パリから日帰り可能なエリアにはディズニーランドパリやモン・サン・ミッシェルなどの有名な観光地もあります。これらのサイトを眺めるだけでも、パリやその周辺にはこんな観光スポットもあったのか!などと、新しい発見があるかもしれません。旅行の計画段階でこれらのサイトを眺めながら気になったページをブックマークしておき、実際に行くことになったら申し込む、という使い方もおすすめです。
海外旅行にはWi-Fiレンタルがおすすめ
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今の時代、海外へ旅行や出張に行く際のインターネット接続は非常に重要です。地図の確認やレストランの予約、現地情報の収集など、スマホやタブレットを使ったネット利用が必要不可欠です。海外でのインターネット環境としてWi-Fiレンタルも選択肢の一つだと思います。
Wi-Fiレンタルのメリット
Wi-Fiレンタルのメリットの一つとして、簡単で便利であることがあげられると思います。
Wi−Fiレンタルサービスの多くは日本で出発前に借りることができ、現地についてからSIMカードを購入するのに比べて、現地でも手間が省けることでしょう。
また、レンタルしたWi-Fiルーターは家で使っているWi-Fiと同じような設定方法で接続でき、面倒なSIMカードやeSIMの設定が不要です。
そして、複数台のスマホやタブレットで同時に利用できることもメリットのひとつでしょう。家族や友人と一緒に旅行する際、1台のWi-Fiルーターを契約していけば、みんなで共有できます。通信容量の上限には注意が必要ですが、なかには通信容量無制限のプランを提供しているサービスもあるので、そのようなプランにしておけば、複数人でも容量を気にせず使うことができ、便利かもしれません。
ここでご紹介するWi-Fiレンタルサービスは グローバルWiFi です。私も過去に友人とのハワイ旅行でこのグローバルWi-Fiを利用しましたが、安定して利用できていた印象です。友人と1台をシェアしながら、リーズナブルにインターネット環境を確保できました。