前回の記事に続いて、ヴェルサイユ宮殿の内部をご紹介します!
前回の記事はこちら👇
ヴェルサイユ宮殿はとても広く、全てを紹介することは難しいですが、中でも印象に残った場所をご紹介します!
正面入口
こちらがヴェルサイユ宮殿の正面入口です。
すでに入場券を持っている場合は、こちらの入り口Aから入ることが出来ます。
今回、私はミュージアムパスというフランスの観光名所のフリーパスを事前に購入していたので、こちらの入り口Aから入ることができました。
入り口にはいると、手荷物検査があります。その後、案内マップを貰って、見学開始です!!
王室の中庭
まずは、王室の中庭と呼ばれる、宮殿中央にある広い空間を見学しました。
以下の赤枠の位置です👇
周囲が宮殿に囲われています。
宮殿の壁にある装飾がいかに細かく作られているかを見ることができました。
ヘラクレスの間
この部屋には「ヘラクレスの神格化」という天井画があります。
フランソワ・ルモワーヌという画家による作品だそうです。
空の青色がとても鮮やかでした。
壁には「パリサイ人シモン家の宴」という絵画が飾られています。
ヴィーナスの間
こちらも、天井に絵画が描かれています。
この部屋の名前の由来にもなった「神々と強大国を従わせるヴィーナス」というタイトルの絵です。
タイトル通り中央にいる女性(ヴィーナス)がその下にいる強そうな男たち(強大国)、ヴィーナスの周囲を取り巻く神々がいるのがわかります。
戦争の間
戦争の間にはルイ14世のレリーフが飾られています。
「戦争の間」という名前の通り、仏蘭戦争におけるルイ14世の姿だそうです。
鏡の回廊
その名の通り、壁には357枚と、とても多くの鏡が貼られています。
当時、鏡は高級品だったそうですが、これだけ沢山の鏡を使っているのは、当時のフランスの経済力を表しているのでしょうか。
天井にはびっしりと天井画が描かれており、沢山のシャンデリアが吊るされています。
王の寝室
ここはルイ14世が寝室として使った部屋です。
ルイ14世は最期もこの部屋で迎えたそうです。
(写真、薄暗くてすみません)
柵や壁の装飾品が金色であり、高級感がありますが、次に紹介する王妃の寝室に比べるとシックな印象です。
この柵は王の空間と家来が立ち入ることができる空間の仕切りだそうです。
毎朝、王の身支度をする家来が柵の前に並んでいたそうです。
王妃の寝室
ここはルイ14世の妃が寝室として利用していた部屋だそうです。
王の寝室に比べると明るい配色で、天蓋が工夫されているのがわかります。
この部屋には万一襲われたときに備え、隠し扉が用意されています。
拡大図👇
まとめ
ヴェルサイユ宮殿の内部はとても広くかつ高級な家具、装飾品に圧倒されます。
豪華絢爛な宮殿から、絶対王政時代のフランス王室の権力の強さを感じました。