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社会人6年目がお送りする旅行体験記

雪景色のコルマールを散策 | フランス・アルザス地方訪問記

2024年1月のフランス旅行で、フランス東部(アルザス地方)にあるコルマールという地域を訪れました。今回はその散策記です。

コルマール

コルマールはフランスの東部にある地域で、パリから約380キロ離れた位置にあり、高速鉄道TGVを利用して約2時間半かかります。日本でいうと東京-大阪間とほぼ同じ距離なので頑張ればパリから日帰り観光もできてしまいます。

このコルマールはフランスとドイツの国境付近に位置していることもあり、歴史的にドイツ領である時期とフランス領である時期を繰り返してきました。そのためか、このコルマールにはドイツっぽい建築の家が並んでおり、そのかわいらしい町並みが人気の観光地になっています。

パリからコルマールへの移動はフランスの高速鉄道TGVを利用するのがもっとも一般的かと思います。私が利用したパリ東駅からコルマールへのTGV線に関しては以下の記事にまとめています。

フランスの高速鉄道TGVでパリからコルマールへ移動 - wakamaga - 旅行マガジン

コルマール駅

今回の散策はコルマール駅からスタートです。

この歴史を感じるこの駅舎は、コルマールがドイツ領であった1907年に完成したそうです。ちなみにこのコルマール駅の駅舎は、同時期にドイツ領であったポーランド北部にあるグダニスク中央駅とほぼ同じデザインだそうです。ヨーロッパで行われていた侵略の歴史を感じる駅舎です。

雪景色の散策

1月ということでコルマールは雪景色でした。

歩道には雪がまだ結構残っており、防水スプレーもしていないスニーカーで行ったのは完全に失敗でした。雪道を歩いているとすぐに靴下まで濡れてしまいました。冬にヨーロッパに行く際は雪も考慮して、靴に防水スプレーをかけたり、防水の靴で行くのが良さそうです。

車には氷柱がたくさんできています。

モミの木?に積もった雪がまるでクリスマスツリーの雪みたいで思わず写真を撮影。

かわいいです。

アルザス地方の木組みの家

コルマールを含むアルザス地方の家は、このような木組み造りであることが特徴です。ヨーロッパの家といえばレンガ造りをイメージしがちですが、フランスのアルザス地方やドイツではこのような木組みの家が多くあり、街のかわいい雰囲気づくりに一役を買っています。

アルザス地方特有の木組みの家々

1月ということでまだクリスマスシーズンだったこともあり、街の所々にクリスマスデコレーションがありました。雪も積もっていたので、クリスマス感が更に増しています。

マルシェで一休み

雪が積もった道を歩き続けて少しつかれたので、Marché Couvertというマルシェで休憩することに。

コルマールにあるマルシェ Marché Couvert

建物の中には土産物店や食品店が軒を連ねています。

マルシェの中の雰囲気

フランスに行ったら一度は食べたいバケットも売られています。

バケット

こちらはスパイス?のお店。

うーん、フランス語で書かれており、なんと書いてあるのかわからない物が多いですが、最左列の手前から2つ目はクミン(Cumin)ですね。

こちらはサラミ。食べてみたいですが、日本に持ち帰ることはできないですし、旅行中にすべて食べきるのは難しそう、ということで今回は断念。

一通りマルシェの中を見たあと、こちらのレストランに入り、遅めの昼食を取ることに。

ここはバーガー系を提供しているお店のようです。メニューはフランス語で書かれており、あまり良く読まずに適当に指差し注文。

出てきたのがこちら。おいしそうです。

食べてみるとおそらくですが、これは肉類を使っていないヴィーガン料理な気がします。私はヴィーガンではないですが、これはこれで美味しかったです。

シュウェンディの噴水

昼食を終えたあとは、シュウェンディの噴水(Schwendi Fountain)の広場にやってきました。

シュウェンディとは人の名前で、16世紀にローマ帝国の軍事司令官だったそうですが、同時にこのアルザス地方におけるブドウ栽培の発展に貢献した人物だそうです。

まとめ

今回は、フランスのアルザス地方にあるコルマールを散策してみました。初めてのアルザス地方訪問でしたが、パリとは全く違った雰囲気で、かつ雪景色ということで予想以上に楽しむことができました。パリから日帰りで訪れることも可能なので、フランス旅行の際はコルマールにも足を延ばしてみるのも良いかもしれません。

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