2024年1月のフランス旅行で、パリにあるエッフェル塔に登ってきました。パリに訪れるのは2回目だったのですが、エッフェル塔に登るのは今回が初めて。さて、どんな景色なのでしょう。
駅から歩いてエッフェル塔付近までやってきました。1月なので地面にはうっすら雪がかかっています。
エッフェル塔の高さは330m。東京タワー(333m)より少しだけ低いでが、ほぼ同じ高さです。
エッフェル塔の構造
エッフェル塔は1から3階までの3フロア成になっています(3階はサミットとも呼ばれる)。
エッフェル塔の1階にあたるフロアの外側には、よく見ると文字が刻まれています。
拡大するとこんな感じ。
実は、この文字は人の名前で、フランスの科学技術の発展に貢献した72人のフランスの科学者・技術者の名前が記されているそうです。エッフェル塔は1889年に完成し、その後100年以上パリのこの地に立ち続けています。100年以上前に100年以上続く300m以上の建物を建てるにはそれ相応の技術を結集する必要があったことでしょう。その意味ではエッフェル塔は当時のフランスの科学技術力の高さを示すものなのかもしれません。
チケット購入
エッフェル塔に登る場合は、エッフェル塔のふもとにあるチケットブースでチケットを購入する必要があります。
チケットは大きく2種類あり、2階まで行けるチケット、そして3階まで行けるチケットが販売されています。今回は、2階までのチケットを購入。というのもエッフェル塔の周辺にはエッフェル塔を除いて高い建物がないため、2階で十分に景色を楽しめるだろう、と思ったためです。
また、2階までのチケットもエレベーター利用の有無によって値段が異なります。もちろん、エレベーターを利用しない(階段利用)のチケットのほうが安いですが、今回は1月で寒さもあるのでエレベーター利用ありのチケットを選択しました。
こちらが購入したチケット。18.80ユーロでした。
エレベーターで2階へ
エレベーターに乗って2階部分に向かいます。
エレベーターは、エッフェル塔の脚に沿うように設置されているため、斜め上に進んでいくのが面白いです。
2階からの景色
エレベーターから降りると、そこからはパリの街が一望できます。
北西方向にはセーヌ川のむこうにトロカデロ広場が見えます。
少し北の方に目を向けるとセーヌ川に浮かぶ船や、セーヌ川に架かっている橋なども見渡すことができます。
エッフェル塔の鉄骨にはたくさんのライトが
2階の展望フロアからエッフェル塔自体を見てみるとまた別の発見があります。
エッフェル塔の鉄骨には10cm四方のライトがずらりと付いているのです。おそらくこのたくさんのライトによってエッフェル塔のシャンパンフラッシュが実現されているのでしょう。
シャンパンフラッシュは、日没後毎時0分から5分間、通常のライトアップに加えてキラキラとエッフェル塔が輝くことです。
以下は凱旋門の展望台からみたエッフェル塔です。通常のライトアップ時とシャンパンフラッシュ時の姿の違いが少しは分かるかもしれません。が、生で見るのが一番キレイですので、ぜひパリに行った際はシャンパンフラッシュを見ることをおすすめします。
お土産
2階から1階部分に降りてくると、おみやげショップがありました。
色々物色してみましたが、私はこのマグカップが気に入ったので購入。14.95ユーロでした。
オリンピックグッズも売られていました。
そしてフランスの定番お菓子、マカロンのお店(Bar à macarons)もありました。
2つほど購入して見ました。よく見ると「LA TOUR EIFFEL」の文字が入っています。エッフェル塔限定のマカロンですね。
まとめ
初めてのエッフェル塔、大満足でした。前述の通り今回は2階部分までのチケットにしましたが、それでも十分でした。エッフェル塔の周辺には高い建物がないので、2階からでも十分にパリの街を見渡せました。