前回の記事に続いて、今回はモン・サン・ミッシェルの修道院の内部にある、教会と回廊、食堂、貴賓室を見学してきました!
前回の記事を見ていない方は、ぜひ御覧ください!👇
修道院付属教会
前回の記事で紹介した西のテラスから、塔の中に入ると、修道院の付属教会があります。
天井がとても高く、開放的です。
パイプオルガンもありました。
「4人の伝道師(les quatre évangélistes)」と名付けられた石像があります。
回廊
教会から外に出ると、回廊があります。
修行する人たちが瞑想するために使った場所だそうです、
歴史を感じる建物と、青々とした芝生のコントラストがとてもきれいです。
回廊から塔を見上げた写真。
これが、17世紀からあるとはすごいなと、改めて実感。
食堂
回廊を抜けると、食堂に着きます。
食堂と言っても、現在は単なる広い空間。
ですが、一番奥まで行くと、テーブルがありました。
12月だからかクリスマス仕様にデコレーションされています。
(おそらく、修道院なので当時はこんな豪華ではなかったと思いますが)
大天使ミカエルとオーベル司教のレリーフ
食堂を出ると、貴賓室に続く階段があります。
この階段には、大天使ミカエルとオーベル司教のレリーフがあります。
このレリーフは、大天使ミカエルがオーベル司教に対し、額に指をかざしてお告げをしている様子を表しています。
これは、モン・サン・ミッシェル建造の、起源となった伝説に基づいています。
現在のモン・サン・ミッシェルがある場所の近くに住んでいたオーベル司教は、夢の中で大天使ミカエルから、「モン・サン・ミッシェルを建てなさい」とを告げられたそうです。
しかし、オーベル司教は本気にせず、しばらく無視したそうです(司教としてどうなんだと思いますがw)
すると、大天使ミカエルは3度目のお告げで、オーベル司教の額に指をかざして、稲妻を走らせてお告げをしたそうです(若干キレ気味な様子が伺えますね)。
レリーフはこのお告げのシーンを表現しているそうです。
そして、オーベル司教は、起きてから額を確認すると、本当に穴が空いていたそうです(もちろん伝説です)。
その後、ちゃんとしないとやばいと思ったオーベル司教は、大天使ミカエルのお告げ通り、モン・サン・ミッシェルの建築を開始したそうです。
事実ではない伝説であるとわかりつつも、大天使ミカエルとオーベル司教の話を知ってから、レリーフを見ると、感慨深く感じました。
貴賓室
レリーフを見ながら階段を降りると、貴賓室に付きます。
正直、なにもない広い空間でしたが、ベンチがあったので、少し休憩できました。
まとめ
大天使ミカエルとオーベル司教の伝説は、モン・サン・ミッシェルに行く前に是非予習することをおすすめします!
自分もこの伝説を読んでからモン・サン・ミッシェルに向かったので、レリーフの意味を理解することができ、とても印象に残りました。
それでは、この記事はここまで!
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