前回の記事に続いて、今回はモン・サン・ミッシェル内にある3つの礼拝堂、巨柱の間、大車輪、騎士の間の見学です!
前回の記事を見ていない方は、ぜひ御覧ください!👇
サント・マドレーヌ礼拝堂
前回の記事の最後で紹介した貴賓室からつながる通路を進むと、このサント・マドレーヌ礼拝堂があります。
モン・サン・ミッシェルには3つの礼拝堂があります。
このサント・マドレーヌ礼拝堂は、見学順序において最初に見学する礼拝堂です。
巨柱の間
サント・マドレーヌ礼拝堂からは屋外通路に出ます。
この屋外通路にはかわいい水道蛇口がありました。
屋外通路を進むと、巨柱の間に入ります。
巨柱の間はその名の通り、たくさんの巨大な柱がある空間です。
昔、倒壊したことがある空間だそうで、二度と倒壊しないようにするために、巨大な柱がたくさんつけられたそうです。
サン・マルタン礼拝堂
巨柱の間を出ると、サン・マルタン礼拝堂につながっています。
2つ目の礼拝堂です。
1つ目のサント・マドレーヌ礼拝堂に比べて、窓が小さくシックな印象です。
大車輪
その名の通り、大きな車輪があります。
モン・サン・ミッシェルを増改築する際、外から資材や荷物を運び入れるために利用されていたそうです。
車輪の中に人が入り、車輪を回すことで、上部のロープを引っ張って荷物を引き上げる仕組みです。
上部のロープの先は、塔の壁を添わせた荷台を引き上げる荷台につながっています。
簡単に思いつきそうな仕組みですが、実際に使われていたのですね。
サン・テティエンヌ礼拝堂
ここがモン・サン・ミッシェルで3つ目の礼拝堂です。
騎士の間
騎士の間は修道院の中の最後の見学エリアです。
柱がたくさんあるだけの広い空間なのですが、左奥には、修道院の中で唯一の暖炉があります。
この騎士の間は修道士が写本をしたり、絵を書いたりするために使われていたそうです。
手がかじかむと写本や絵がうまくかけないことがあるため、ここに暖炉が設置されたそうです。
モン・サン・ミッシェルの周囲は海で、冬は冷たい風が強いため、暖炉が無いのはつらそうですね・・・
まとめ
今回で、モン・サン・ミッシェルの記事はおしまいです。
礼拝堂はこじんまりとしたものと感じましたが、大車輪は大掛かりな仕組みでした。
修業の場ではありますが、広い修道院の中で暖炉が1箇所しか無いのはつらそうですね。
暖炉がある騎士の間で行う写本などは、修道士にとって嬉しい修行だったのかもしれないなと思いました。
最後に、おみやげショップにあった大天使ミカエル像。
実物は近くで見れませんが、ここで細かく見ることができました。
フランス旅行の続き記事はこちら👇
その他のフランス関連記事はこちら