2019年3月に韓国ソウルにある景福宮(キョンボックン)に行ってきました。 この記事では、その1として正殿である勤政殿までの雰囲気をご紹介します!!
景福宮とは
景福宮は1395年に建てられた朝鮮時代の王宮です。ただし、1552年に文禄の役(いわゆる豊臣秀吉の朝鮮出兵)の際に焼失され、1867年に建て直されたものの、日本統治下にあった1915年には建物の約90%が取り壊されたそうです。1990年頃から復元工事が行われ、現在も復元工事が続いているそうです。
ソウル中心部に位置し、地下鉄で行くことができます。
景福宮の様子
景福宮は景福宮駅の5番出口からでると、目の前にあります。写真の中央付近に写っている建物が、正門である光化門(映っているのは裏側)です。
内側に入ると、興礼門があります。韓服をきている観光客の方も多いです。
ここの広場では、火曜日を除く10:00と14:00に、守門将(警備する人)の交代儀式が行われるそうです。私が到着したタイミングではやっていなかったのですが、興味があるかたはこの時間に合わせて行くと良いと思います。
興礼門は近づくとこんな感じです。大きくて、迫力あります。
興礼門をくぐると、また広場があります。
広場の中央にある石畳の通路はよく見ると、3列になっていて、真ん中の通路は王様専用だったそうです。
広場の中央には水路と、それをまたぐ橋があり、さらにその奥には勤政門があります。 入り口から数えると、3つ目の門(光化門→興礼門→勤政門)です。王宮だけあって、厳重に作られていますね。
水路はこんな感じです。残念ながら水は流れておらず。
勤政門をくぐると、いよいよ景福宮の正殿である勤政殿があります。実際に政治が行われていた場所ですね。 勤政殿は、日本統治下で取り壊されず、1867年に再建されたものが、そのまま残っているそうです。
周囲には官職者の身分を表す品位が彫られた石があります。官職者は自分の品位の位置で政治を行っていたんですね(韓国の時代劇でよく見ますよね)。
勤政殿に近づいてみると、
中には王様が座る椅子が!!
ズームするとこんな感じ。
内部はとても複雑な構造になっています。
そして、天井には2匹の龍が描かれています。かっこいい!!
以上が、景福宮に行ってきた!(その1)です。
続きの記事(その2)では、勤政殿のさらに奥をご紹介します👇
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