2019年12月にフランスのパリへ行ってきました。 その際、ANAの羽田空港(東京)-シャルル・ド・ゴール空港(パリ)の路線を利用したので、その様子をご紹介します!
今回、往路では足元広々な非常口座席を、復路では通常座席を利用してみましたので、その比較もお伝えします。
- フライト概要
- 往路:羽田空港(東京) → シャルル・ド・ゴール空港(パリ)
- 復路:シャルル・ド・ゴール空港(パリ) → 羽田空港(東京)
- 非常口座席と通常座席、どっちが良い?
- まとめ:良い旅には事前確認が重要
- 海外でのパスポート・貴重品の管理
- パリ観光はネットで事前予約がおすすめ
- 海外旅行にはWi-Fiレンタルがおすすめ
フライト概要
往路
発着:羽田空港 11:40 → シャルル・ド・ゴール空港 16:25 便名:NH215 フライト時間:12時間45分 機材:Boeing 787-9 座席:エコノミークラス(非常口座席)
復路
発着:シャルル・ド・ゴール空港 19:30 → 羽田空港 15:25(翌日) 便名:NH216 フライト時間:11時間55分 機材:Boeing 787-9 座席:エコノミークラス(通常座席)
往路:羽田空港(東京) → シャルル・ド・ゴール空港(パリ)
来ました、羽田空港!
空港につくと旅が始まる実感が湧き、とてもワクワクします。
今回は初めてのヨーロッパということもあり、ワクワクがいつも以上でした。
チェックイン
自動チェックイン機を使ってチェックインしました。
画面で「ANA」を選択し、画面の表示にそって操作するだけなので、簡単です。
チェックインをすると、搭乗券と受託手荷物用タグが出てきます。
搭乗口は111番でした。
タグは預ける荷物の取っ手につけます。
付け方がわからない場合は、付近にいるANAの方がやさいく教えてくれます。
(私がタグの取り付けにもたついていたら、手伝ってくださいました。。。)
荷物預け
チェックインが完了したら、先程タグを付けた受託手荷物をカウンターで預けます。
ちなみに、受託手荷物がない場合(機内持ち込み荷物のみの場合)は、ここはスキップできます。
年末の休暇に入る前だったこともあり、それほどは混んでいませんでした。
5~10分程度待っていると、順番が来て、無事に荷物を預けることが出来ました。
出国
手荷物検査所に向かって出国します。
今回の搭乗口は111番でしたが、出国審査の出口からとても近い場所でした!
近いというか、出国審査を出たところの目の前でした。
ということで搭乗口に到着!
搭乗!
こちらが今回の機体です。
ANAの羽田-パリ(NH215/216便)ではR2-D2ジェット(スターウォーズのR2-D2をイメージした塗装の機体)が利用されるはずでしたが、今回は通常塗装の機体でした。
なお、運航路線・便は予告なく変更、または他の路線・便へ運航する場合があります。
と書かれているので、仕方ないですね(でも期待していたので、残念。。。)
搭乗開始です。
私の座席はエコノミークラス(Group3)なので、一番最後に搭乗です。
飛行機が近づいてきました!
非常口座席
今回、往路では非常口座席を取りました。
ANAでは事前の座席指定が一部座席で有料化されました(公式Web)。
非常口座席は「非常口に隣接する足元の広い座席」とされ、事前の座席指定に5,500 円かかります。
安くはないですが、12時間を超えるフライトで、足元広々な席で過ごせるなら良いかな、と思い今回は非常口座席を事前指定みました。
非常口座席から見た景色はこんな感じ。足が伸ばし放題です!
目の前をCAさんやトイレに行く乗客が歩いたりしますが、十分なスペースがあるため、足を伸ばしても誰かに迷惑をかけることはありません。
快適な非常口座席ですが、誰でも利用できるわけではありません。
非常口座席を座る人は、万が一の場合に緊急脱出の援助をする義務があるのです。
なので、登場するとすぐにCAさんにこのしおりを渡され、読んでねと言われました。
非常口座席では、離陸前は個人用モニタを利用できないため、機内安全ビデオはこの画面で流れます。
ちょっと遠いです。
離陸後は座席の下の方からモニターを引っ張り出し、利用できます。
テーブルは右側の肘掛けを開くと出すことが出来ます。
前の座席がないので、モニターやテーブルを利用するのは少し手間がかかります。
また、エコノミークラスの座席には以下のものが用意されています。
いずれも、持ち帰りできません。
・ヘッドホン ・ブランケット ・マクラ
スリッパやアイマスク、耳栓などのアメニティはありませんでした。
利用したい方は持参しましょう。
機内食
往路便では、以下の機内食サービスがありました。
・離陸後のお菓子とドリンク(離陸後、約30分後) ・離陸後の機内食(離陸後、約1時間後) ・軽食(離陸後、約6時間後) ・到着前の機内食(到着の約2時間前)
この機内食の流れは、座席に置かれている冊子にも書かれています。
軽食サービスは、パンフレットには載っていませんが、昼間の便で起きている人が多いために、提供してくれたのだと思います。
離陸後のお菓子とドリンク
離陸後のお菓子とドリンクでは、「おつまみ」と書かれたせんべいと、好きなドリンクをいただきました。
私はコーラを注文したところ、レモンを入れてくださいました。
これは、嬉しかったです。(ちなみにコーラはペプシでした)
ちなみに、ドリンクは座席においてあるメニューから選べるようです。
離陸後の機内食
離陸後の機内食では、CAさんからメニューを渡され、和食(カツ丼)か洋食(グリルチキン)を選ぶことが出来ました。
中央に書かれている、メイン料理以外のおかずは共通です。
私はグリルチキンを頼んでみました。
メインのグリルチキンとトマトソース、とても美味しかったです。
デザートはハーゲンダッツでした(写真撮り忘れ)
軽食
機内食を食べて5時間ほど経って小腹が空く頃、惣菜パンをいただきました。
飛行機で食べるパンはやっぱり冷たいです...
着陸前の機内食
離陸前の機内食でも、和食(白身魚の照り焼き)と、洋食(イングリッシュマフィン&オムレツ)から選ぶことが出来ました。
私は洋食のイングリッシュマフィン&オムレツをいただきました。
添えられているソーセージがパリッとしていて、とても美味しかったです。
以上で、機内食は終了です。
とても美味しい機内食でした!
B787-9のトイレ
往路便の紹介の最後に、今回の機体であるB787-9のエコノミークラスのトイレをご紹介します。
トイレはきちんと清掃されていて、とても綺麗でした。
フライト中もCAさんがよく清掃のためにトイレに入っていくのを見ました。
きれいに保っていただけるのは、ありがたいですね。
ウォシュレットもついてます!
手洗い場にはハンドソープとペーパータオル(右上)、ティッシュ(左上)、紙コップが備え付けられています。
紙コップはここ。
紙コップがあると、歯磨きで口をゆすぐときにとても楽です!
復路:シャルル・ド・ゴール空港(パリ) → 羽田空港(東京)
チェックイン
シャルル・ド・ゴール空港でも、羽田空港と同様に自動チェックイン機でチェックインします。
日本語にも対応しているので、安心です。
無事、発券できました。
(なんか、中央付近印刷されてないですが...)
羽田空港とは違い、ここでは受託手荷物のタグは出てきませんでした。
カウンターでつけてもらえるようです。
荷物預け
シャルル・ド・ゴールにはANA専用のカウンターがあり、ここで受託手荷物を預けることが出来ます。
出国
シャルル・ド・ゴールは搭乗口によって、出国審査の場所や手荷物検査の場所がことなります。
ですので、チケットにあるとう搭乗口の番号と案内板をしっかり見比べて進みましょう。
ちなみに、僕は手荷物検査の場所を間違えて、係員の方から「ここじゃないよ!」と言われて急いて戻りました。。。
空港の制限エリア外から、出国審査の場所へはこのようなゲートを通ります。
「ゲート」と日本語でも書かれているので、しっかり搭乗口の番号とあっているか、確認しましょう。 (ここでは、チケットバーコードを機械で確認されるので、対象外の搭乗口のチケットではエラーとなると思いますが)
このような動く歩道を利用して、出国審査に向かいます。
出国検査の後は、搭乗口の近くで手荷物検査を受けます。
出国検査と手荷物検査をほぼ同じ場所で行う日本の空港とは異なりますので、ご注意ください。
搭乗口の案内板に従って進み、手荷物検査を受けます。
搭乗!
いよいよ搭乗です!
ちなみに、復路でもR2-D2ジェットではなく、通常の機体でした。。。
通常座席
往路では非常口座席を利用しましたが、復路では通常座席(通路側)を利用しました。
通路側と窓側の事前座席指定は、2,500 円と、既述の非常口座席に比べて割安です。
こちらがANA B787-9のエコノミークラスの通常座席。
身長173cmの私が座ってみると、前のシートと膝の間隔は拳2個分くらい空いていました。
意外と広いですね!
座席の下に荷物を置かなければ、十分に足を伸ばすことが出来ました。
(ということは非常口座席ではなく、通常座席で十分だった...?)
非常口座席では取り出しが面倒だった、モニターとテーブルも前の座席に付いているので、使いやすいです。
また、往路便と同様に、エコノミークラスには以下のものが用意されていました。
やはり、スリッパやアイマスクはありませんでした。
・ヘッドホン ・ブランケット ・マクラ
機内食
復路線では、以下の機内食サービスがありました。
往路便にあった、軽食はありませんでした。
おそらく、深夜便なので乗客の皆さんは寝ているからだと思います。
離陸後のお菓子とドリンクは往路便と同じでしたので、2回の機内食を紹介します。
・離陸後のお菓子とドリンク(離陸後、約30分後) ・離陸後の機内食(離陸後、約1時間後) ・到着前の機内食(到着の約2時間前)
離陸後の機内食
往路便と同様に、和食(エボダイの照り煮)と洋食(ビーフシチュー)から選ぶことが出来ました。
私は洋食のビーフシチューをいただきました。
ビーフシチューとマッシュポテトがとても美味しかったです。
おかずには野菜が多く使われていました。
中央にある茶色いビンは、サラダ用のドレッシングです。
酸味が強いドレッシングで、パリ発の便ということで、ヨーロッパの味という感じがしました。
下側中央の野菜の小鉢もとても酸味が効いた味付けでした。(日本人は苦手な方が多いかも?)
また、上記の機内食の中にもそうめんがありましたが、座席のパンフレットでは外国の方向けに麺類の食べ方が説明されていました。
麺に自分でスープを掛けて食べるという行為は、外国の方から見ると珍しいですね!
これは新たな発見でした。
デザートはバニラアイスです。
メーカーやブランドは特に書かれてない、真っ白なカップでした。
到着前の機内食
到着前の機内食は和食(鮭幽庵焼き)と洋食(ミートグラタン)から選ぶことが出来ました。
写真のミートグラタンがとても美味しそうだったので、洋食を選択。
期待通りの美味しさで、良い旅の終わりを迎えることができました!
非常口座席と通常座席、どっちが良い?
今回、往路では非常口座席(事前指定料 5,000円)、復路では通路側の通常座席(事前指定料2,500 円)を利用しました。
結論としては、「通常座席で十分」と感じました。
復路便の座席の説明でも書きましたが、今回のANA B787-9の機体はエコノミークラスであっても座席間隔が十分に広いです。
Googleのフライト検索では、座席間隔も表示されるので、今回と同じ路線を調べてみると、86cmとなっています。
一方、ANAの羽田-伊丹線で使われている787-8の機体での座席間隔は、10cm短い76cmとなっています。
羽田-パリ線といった長距離線では、短距離路線に比べてゆとりのある座席間隔を設定してくれています。
なので、身長173cmの私でも、十分に足を伸ばしてリラックスして過ごすことができました。
また、非常口座席では、通常座席に比べてモニターやテーブルを引き出すのが面倒、事前の座席指定料も高いな、と感じました。
そのため、私の場合は十分に広い座席間隔をとっている機体であれば、通常座席で十分だなと思いました。
(逆に言うと、Googleフライト検索などを利用して、座席間隔を確認することは重要ですね!)
まとめ:良い旅には事前確認が重要
今回、初めてのヨーロッパ旅行でしたが、美味しい機内食と、そこそこリラックスできる座席環境のおかげで、楽しい旅行にすることが出来ました。
また、座席間隔を調べる重要性にも気づけたので、今後の旅行準備に役立てていきたいと思います!
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