2019年11月に成田空港の第3-第2ターミナル間を移動した際、陸上のトラック仕様になっているアクセス通路を利用してみましたので、その様子をご紹介します!
成田空港 第3ターミナル
成田空港の第3ターミナルは2015年にできた、成田空港の中で最も新しいターミナルです。
ピーチやチェジュ航空をはじめとする、LCCが利用しているターミナルです。
(第3ターミナルを利用する航空会社の一覧はこちら)
下の地図に、第1、2、3ターミナルの位置を示しています。
①:第1ターミナル ②:第2ターミナル ③:第3ターミナル
第2ターミナルと第3ターミナルはそこそこ距離があります。
しかし、第3ターミナルの最寄り駅は、空港第2ビル駅(第2ターミナルの近く)であるため、第3ターミナルを利用する場合は、第2ターミナルを経由する必要があります。
第2ターミナル-第3ターミナル間の移動方法
成田空港の第2ターミナルと第3ターミナルの間を移動する場合、
・ターミナル無料連絡バス(約3分) ・アクセス通路(徒歩, 約15分)
のいずれかの手段を取ることになります(詳しくはこちらの成田空港公式Webページ)。
アクセス通路を歩いてみた
今回、私は釜山の金海空港から、成田空港の第3ターミナルに到着したため、空港第2ビル駅がある第2ターミナルに移動する必要がありました。
通常でしたら、早くて無料な連絡バスを使うところです。
が、成田空港の第3ターミナルと第2ターミナルの間のアクセス通路は、陸上のレーンで利用者を誘導するという、面白い工夫がされている(ご存じの方も多いと思います)ので、今回は歩いて移動してみることにしました。
第3ターミナルに到着し、入国審査を終えると、そこには陸上のレーンが現れます。
このレーンが第3ターミナルの入国審査を出たところから、第2ターミナルまで続いているのです。
面白い工夫ですね!
手荷物受取所の横のレーンを進みながら、手荷物を受取ります。
手荷物を受け取ったら、税関検査となりますが、各検査場にレーンが伸びているので、適当なところでカーブに入り、税関検査の表を提出します。
そして、レーンに沿って歩いていくと、第3ターミナルの出口につきます。
出口を出るとレーンが再開です。
レーンにそって進み、エスカレーターに乗ります。
エスカレーターを登り切ると、レーンが1つ増えています。
右側の青いレーンは第2ターミナル→第3ターミナルに向かう人向けのレーンなので、逆走に注意しましょう。
更に進むと、青いレーンが増えてきます。
第2ターミナルに向かう赤いレーンは、だんだん絞られてついに1つになってしまいました。
エスカレーターを降りると、
第2ターミナルまであと570mです。
途中、休憩用のベンチがあるのですが、ここもレーンが分岐していて、しっかり作られています!
そんな感じで、どんどん進んでいきます。
2レーンが1レーンにまとまるところも、しっかり作られています。
そんなこんなであと50mです。
そして、
第2ターミナルとうちゃーく!
ということで、第2ターミナルに到着しましたので、最寄りの空港第2ビル駅を利用して、帰路につきました。
まとめ:バスが混んでいるときはいいかも
成田空港の第3ターミナルから第2ターミナルの移動は、やはり無料の連絡バスが楽で早いと思います。
ただ、多くの飛行機の到着が重なる時間帯はバスが混雑するので、徒歩のほうが早いかもしれません。
実際にアクセス通路を徒歩で移動してみると、
・通路が綺麗に舗装されていてキャリーバックが転がしやすい ・進行方向が別れているので人を避ける必要がない
といったメリットも感じることができました。
バス乗り場が混んでいる場合は、アクセス通路を歩いて第2-第3ターミナル間を移動してみるのも良いかもしれません。