この時代における海外旅行ではGoogle Mapでの経路検索など、スマホは必須ですよね。2023年1月にヨーロッパ周遊旅行をしていた際に現地での携帯回線としてahamoを利用してみました。その際の体験談を記事にしたいと思います。
（プロモーションを含みます）
追加料金なしで海外データ通信が可能
ahamoはNTTドコモが提供する携帯回線なのですが、日本だけではなく海外91の国・地域でデータ通信が追加料金無しで利用することができます。
これは、海外旅行好きにぴったりな携帯回線だと思い、今回のヨーロッパ旅行を計画したタイミングで私自身の携帯回線もahamoに乗り換えました。
ただし、公式サイトの案内の通り、この海外でのデータ通信には以下のような制限があります。
20GBの月間利用可能データ量で、追加料金なく利用可能
海外で最初にデータ通信を利用した日（日本時間）を起算日として15日経過後の日本時間0時以降に、海外では通信速度が送受信最大128kbpsとなります
つまり、海外で利用できるのは最大20GB（その月に日本での利用分も含む）であり、かつ海外で連続利用できるのは最大15日までということです。また、この15日制限は一度日本に帰国してデータ通信を行うとリセットされるようです。15日以下の旅行であれば、通信データ量が上限に達しない限り、問題なく利用できるということです。短期の旅行や出張であれば、多くの人にとっては十分な日数かと思います。
本速度制限は、利用可能データ量を追加購入しても日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されませんので注意してください。
今回のヨーロッパ旅行は15日を超える日程であったため、最後の数日は別のeSIMサービスを利用しましたが、それまではイギリス、フランス、イタリア、ドイツで問題なく利用できていました。
ロンドンでホテルまでの行き方を調べたときのスクショ。4Gで接続されています（iPhone 11なので5Gはそもそも非対応）。
テザリングも可能
公式サイトに書かれている通り、海外でもahamo回線を使ってテザリングが可能です。
海外でもテザリング機能が利用できます。
実際に、今回ヨーロッパで海外でahamoを使っていた際には、ノートPCをテザリング接続してオンライン英会話をする際に利用していました。
対応エリア
この記事の執筆時現在で以下の91の国・地域でのデータ通信をサポートしているようです。最新の情報は公式サイトをご確認ください。
北米（グアム・サイパン・ハワイ含む）
日本人に人気のハワイをはじめ、アメリカ・カナダなど日本人がよく旅行する行き先が対象になっています。
アメリカ（本土），アラスカ，カナダ，グアム，サイパン，ハワイ
アジア
旅行先として大人気の韓国や台湾、ビジネス需要が多そうな中国、インド、シンガポール、東南アジア諸国もしっかり対象範囲に含まれています。
インド，インドネシア，カンボジア，シンガポール，タイ，バングラデシュ，フィリピン，ブルネイ，ベトナム，マカオ，マレーシア，ミャンマー，モンゴル，ラオス，韓国，香港，台湾，中国
オセアニア
LCC（ジェットスター）で比較的安く旅行できるオーストラリアも含まれていますね。
オーストラリア，ナウル，ニュージーランド，フィジー
ヨーロッパ
今回私が旅行したイギリス、フランス、イタリア、ドイツをはじめ、ヨーロッパで人気な国が（マイナーな国も？）しっかりサポートされているようです。
アイスランド，アイルランド，アゾレス諸島，アンドラ，イギリス，イタリア，ウクライナ，エストニア，オーストリア，オランダ，カザフスタン，カナリア諸島，キプロス，ギリシャ，クロアチア，サンマリノ，ジョージア，スイス，スウェーデン，スペイン，スペイン領北アフリカ，スロバキア，スロベニア，チェコ，デンマーク，ドイツ，トルコ，ノルウェー，バチカン，ハンガリー，フィンランド，フランス，ブルガリア，ベルギー，ポーランド，ポルトガル，マディラ諸島，モナコ，ラトビア，リトアニア，リヒテンシュタイン，ルーマニア，ルクセンブルク，ロシア
中南米
中南米に旅行する人は比較的少ないかもしれませんが、日本にゆかりが深いブラジルも含まれていますね。
米領バージン諸島，エクアドル，チリ，プエルトリコ，ブラジル，ペルー，メキシコ
アフリカ
ピラミッド観光で人気のあるエジプトもしっかり含まれています。
エジプト，ガーナ，ナイジェリア，南アフリカ，モロッコ，レソト
まとめ
ahamoは国内海外でSIMカードの差し替えや端末の設定変更なしにそのままデータ通信を利用できるサービスとなっています。
今回、ヨーロッパ旅行で利用してみて、事前または現地でSIMカードや端末の設定をする必要がない便利さを実感し、海外旅行がしやすくなったなと感じました。
