2023年1月のヨーロッパ周遊旅行に行ってきました。せっかくですのでこの19日間にわたる周遊をブログに残そうと思います。
この記事は、日本からイギリスに向かう最初のフライトの搭乗記です。このフライトではANA NH211便を利用して羽田空港からロンドンのヒースロー空港に向かいました。
今回のフライトでは、座席が刷新されたANAのボーイング777に初めて搭乗できただけでなく、(ウクライナ戦争の影響でロシア上空の飛行を避けるために)ヨーロッパ行きにも関わらず東回りでの15時間のフライトとなり、とてもに印象に残るフライトになりました。
フライト情報
- 便名:NH211
- 路線:東京(羽田) - ロンドン(ヒースロー)
- 発着時刻:9:25発 - 15:35着(15時間10分)
- 座席:エコノミークラス
- 機体:ボーイング777-300ER
ボーイング777の新座席
ボーイング777は2019年に機内の座席が刷新されました。今回はこのボーイング777に搭乗できるということでとてもワクワクしていました。
実際に搭乗してみて驚いたことをお伝えできればと思います。
モニターが大きい!
搭乗してまず驚いたのがモニターの大きさです。エコノミークラスであっても映画を見るには十分に大きいです。
またこのモニターは手元の機内Wi-Fiに接続したスマートホンと連携でき、スマホから映画の再生などの操作ができるようになっています。
イギリスに行くということでエリザベス女王の映画を見ました。エリザベス女王の生涯が描かれた映画で、初めて知ることが多く面白かったです
シートポケットが便利
座席のシートポケットには非常用の案内等の冊子が入るスペースだけでなく、ペットボトル等の縦長のものを入れられるポケットが付いており、他の機種ではあまり見ないつくりだと感じました。私自身、飛行機に乗る際はペットボトルの水を購入して持ち込むことが多いので、このポケットはとてもありがたかったです。
フットレスト
プレミアムエコノミーではなく、単なるエコノミークラスでもフットレストがついています。フライト中、足がとても楽でした。これはありがたい。
機外カメラ
モニターには飛行機の外の様子を確認できる機外カメラ機能がついていました。以下の写真は機体の下を映していますが、表示を切り替えることで機体の前方を映すこともできます。
このカメラを利用することでフライト中に自分の座席から機外の景色を楽しむことができます。後述しますが、今回のフライトではグリーンランドの氷の大地を見ることができました。
15時間のフライト!
ボーイング777の最新機材に興奮しているといつのまにか出発していました。離陸してまもなく、お菓子と飲み物のサービスがありました。
機内食は「牛焼肉カルビ丼」か「白身魚のフライ」から選ぶことができ、私は肉の気分だったので牛焼肉カルビ丼を選択。
卵も半熟でとても美味しかったです。
デザートはハーゲンダッツ。
数時間後には、ロシアとアメリカの間にあるベーリング海峡まで来ていました。まさか、ヨーロッパへのフライトでこの海峡を通る日が来るとは思いませんでした。
その後、軽食としてパンが配られました。少し小腹が空いていた時間なのでありがたいです。
ひと眠りして目を覚ますと、グリーンランドの上空にやってきました。
外が明るくなってきたタイミングで機外カメラを確認すると氷の大地がきれいに見えます。
窓からはこんなきれいな景色が!どこまでも氷の大地が続いていて感動的でした。グリーンランドの大地を見ることができるとは思っていなかったので、とても良い思い出になりました。
到着も近づいており、2食目の機内食です。「鮭の彩りご飯」と「パンケーキ」から選択でしたが、和食の気分だったので前者に。ロンドンに着いたら美味しい和食を食べることは(ほぼ)ないだろうということで、最後に味わって食べます。
そんなこんなでロンドンに近づいてきました。
北極点を回ってフライトしているので、(ヨーロッパへ行きですが)東回りのフライトであることがわかります。
機外カメラでヒースロー空港の滑走路が見えてきました。
ということで無事着陸。定刻より早く着いたので実際には15時間には達しないフライトでしたが、人生で最長のフライトになりました。
飛行機から降りるとターミナル2のことが「The Queen's Terminal」と書かれており、イギリスに来たんだな〜と実感しました。
入国検査
現在、日本のICチップ付きパスポートを持っている18歳以上はイギリス入国時に自動化ゲートを利用できます(条件の詳細は以下ページをご参照ください)。
https://www.uk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/b_000237.htmlwww.uk.emb-japan.go.jp
自動化ゲートを利用した入国はとてもスムーズで、ほぼ待ち時間なく入国することができました。イギリスの通常の入国審査は厳しい(色々聞かれるらしい。もちろん英語で。)ことで有名ですが、自動化ゲートが使えると機械にパスポートをかざすだけなので、イギリス旅行での心配事が1つ減りそうです。
(↓ヒースロー空港の到着口)
まとめ
15時間という人生最長のフライトでしたが、大きモニターで映画を楽しんだり、フットレストがあったことで足を楽にできたりと、予想以上に快適に過ごすことができました。
また、このANAのボーイング777のビジネス・ファーストクラスは、ドア付きの個室型のシートとなっているので、こちらもいつか乗ってみたいです。
ヨーロッパ周遊の続き記事はこちら↓
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