2023年1月のヨーロッパ周遊旅行にて、ローマ滞在中に定番スポットであるトレヴィの泉とスペイン広場を訪れました。スペイン広場とトレヴィの泉は徒歩圏内に位置しているので、一度に観光してしまうのがおすすめです。
Spanga駅に向かう
まずスペイン広場に向かうために、最寄の地下鉄駅であるSpanga駅(スパーニャ駅)に向かいました。このSpanga駅を出て、このような細い路地を抜けていきます。
スペイン広場
到着してまず見つけたパトカー
スペイン広場の付近に到着すると、まず目に入ったのが4台のパトカーです笑
観光名所であるためスリや押し売りなどのトラブルが多いためかなと思いましたが、あとから調べてみるとそれ以外にも理由があるようでした(後述します)。
スペイン広場に到着
そして、スペイン広場に到着です。
階段前の広場には舟の噴水があります。この噴水は、ローマ市内を流れるテヴェレ川が氾濫した際に、この位置まで船が流れ着いたことを表しているとか。
Google Mapでテヴェレ川とこのスペイン広場の距離を測ってみると600mほどのようです。大きな船が長々と流れてきたのですね。
そして、この噴水の奥にはあの有名な階段があります。
私も階段を登ってみたいと思います。
こちらが階段の上部から広場を眺めた景色です。個人的には、下から階段を眺めるよりも、この階段の上から広場を眺める景色のほうが好みです。奥のヨーロッパ風な建物が良い背景となっています。
スペイン広場の階段に座るのは禁止
あとから調べて知ったのですが、2019年7月以降、このスペイン広場の階段に座ることは禁止されているそうです。警察が常駐しているのは、この警備のためもあるのだと思います。
私が訪れたタイミングでは、地面が濡れていたのもあり座っている人はいませんでしたが、実際に座って写真を撮ったりしていると、笛を吹かれて注意されてしまうのだとか。禁止した理由は、観光客が座って何かを食べて階段を汚して帰ることを抑止したいそうです。個人的には十分に理解できる理由だと感じました。座らなくても良い写真はとれますし、現地の人が大切にしている場所でしょうから、観光客としてはしっかりルールは守りたいと個人的には感じました。
トレヴィの泉
スペイン広場から歩いて移動
スペイン広場からトレヴィの泉へは歩いて10分ほどです。途中、Via del Tritoneという通りを横切って向かいます。
この奥を抜けるとトレヴィの泉です。
トレヴィの泉に到着
トレヴィの泉に到着です。多くの観光客が写真を撮影しています。
近づいてみると水はきれいで、奥の彫刻も迫力があります。幅が20m、高さが25mあるそうです。
ななめ横から見るとこんな感じです。
コインを投げ入れる
ご存じの方も多いかと思いますが、このトレヴィの泉にはコインを1枚投げ入れると「ローマへの再訪が叶う」という言い伝えがあります。例に習い、私も手持ちの5セントコインを投げ入れます。ちなみに、トレヴィの泉に投げ込まれる硬貨は年間総額140万ユーロ(約1億6000万円)に達するそうです*1
トレヴィの泉にもパトカーが
スペイン広場と同様、トレヴィの泉の近くにもパトカーが常駐していました。
スリなどのトラブルへの警戒もあると思いますが、トレヴィの泉自体に危害を加えるような人を監視する目的もあるのかもしれません。実際に、私が訪れたあとですが、このきれいな泉にを黒く染めてしまった人もいるよう*2なので、必要な警備なのかもしれません。