wakamaga - 旅行マガジン

社会人6年目がお送りする旅行体験記

A350最終組立工場を見学:トゥールーズのエアバスツアー LET'S VISIT AIRBUS 体験記

ヨーロッパ周遊旅行中、フランスのトゥールーズにて、航空機製造メーカー「エアバス」の工場見学ツアー「LET'S VISIT AIRBUS 」に参加してきました。

LET'S VISIT AIRBUS

このツアーではエアバス社の敷地内の施設や工場を見学することができ、中でも機体の最終組立を行っている現場を見学できることで有名です。今回はA350の最終組立を見学することができました。残念ながらツアー中の写真撮影は禁止であるため、写真で様子をお伝えすることはできませんが、文章で可能な限りその様子をご紹介できればと思います。

このツアーは大人1人あたり16ユーロでした。ツアーの集合・解散場所はMusée Aeroscopia(トゥールーズにある航空博物館)の受付であるため、ツアーの参加前後に博物館を鑑賞することも可能です。

予約方法

この工場見学ツアーは事前予約が必要であり、以下のManatourというフランスのツアー会社のWebサイトにて予約をします。

http://billetterie.manatour.fr/gb/

ご参考までに、今回私が予約した手順をご紹介します。上記サイトにアクセスし「AIRBUS TOUR」欄のBOOKボタンから予約を開始します。

すると以下のような質問が表示される画面が表示されるので、答えていきます。

Are any of the visitors you are booking for from outside the European Union?

→ EU外から訪問者はいますか?という質問なのでYesを選択。

How many people are participating in the visit?

→ 人数を選択。今回は私1人。

Plan your visit

→ カレンダーから予約したい日を選択。

すると以下のような候補日がいくつか表示されます。1日の中に複数回ツアーが存在するため、言語(Language of visit)と時間帯を見ながら参加する回に予約をします。Françaisはフランス語、Anglaisは英語を意味しています。私は英語の回を予約しました。なお、当日はツアー開始時刻の 30 分前に集合場所に到着している必要がありますので、ご注意ください。

ツアーの流れ

受付

まず、集合場所であるMusée Aeroscopiaへと向かいます。入り口です。

受付を済ませるとこちらのタグを渡されるので服やカバンなど見やすいところにつけておきます。

バスに乗って見学に出発

最初にバスに乗り込み、見学に出発します。このバスツアーでは、ガイドさんの説明を聞きながら、エアバスの本社、工場、フライトテストセンター(試験飛行場)などをめぐります。

バスの中から窓越しでの見学が主であるため、バスに乗る際は窓際の席を確保することをおすすめします。

(私の英語の聞き取りに問題がなければ)ガイドさんの説明によると、トゥールーズにある航空機関連の工場はパリにあったものが、第一次世界大戦のためにトゥールーズにて航空機関連の製造を行うことになり、移転したそうです。第一次世界大戦ということは100年以上前からこの地で航空機製造が始まったと思うと、歴史を感じます。また、戦争がきっかけということですが、実際に今もエアバスは軍用機も製造しています。

フライトテストセンターにつくと、A350のプロトタイプ(エンジンが取り外されているもの)や、航空会社に出荷される直前のテスト中の機体がありました。ちなみに、A350は2022年に550機が出荷されたそうです。

A350の最終組立を見学

A350の最終組立工場(A350 Final Assembly Line)につくと、バスを降りて工場内の見学デッキから組み立ての雰囲気を見学します。ここでは、ヨーロッパ各国(イギリス、ドイツ、スペイン、フランス)から集められた部品を用いてA350の最終組立が行われるそうです。ここで、ヨーロッパ各国からの部品の輸送には「ベルーガ」と呼ばれる部品輸送専用の航空機を利用するそうです。

このトゥールーズ工場における最終組立の流れとしては、以下のように進むそうです。

  1. 機体の組み立て(約1ヶ月。このタイミングではエンジンは取り付けない)
  2. グランドテスト(実際に飛行するのではなく地上(グランド)で行うテスト)
  3. 塗装(約15日間)
  4. エンジン取り付け
  5. テストフライト(10~15時間)

流れからわかるように、組み立てが行われる1.の時点では塗装はされていません。そのため、この組み立て現場にある機体はクリーム色をしていました。

バスで出発地へ

最終組立工場の見学を終えると、再度バスに乗り出発地であったMusée Aeroscopiaに戻ります。

この道中にも様々な場所を見学でき、出荷前の機体と思われる、IndiGo(インドの航空会社)やVolaris (メキシコの航空会社)の仕様に塗装された機体を見ることができました。

まとめ

このエアバス工場見学ツアーは、今回のトゥールーズ訪問で最も楽しみにしており、特にA350の最終組立工程を間近で見学できたのはとても思い出に残る体験になりました。飛行機好きであれば一見の価値あり、かと思います。

トゥールーズを訪れる機会もあまりないかもしれませんが、トゥールーズには他にも散策しているだけで楽しい美しい街並みや、美術館のような市庁舎もあるので、ご家族やカップルでの旅行も楽しめる場所だと思います。

次はシアトルにあるボーイングの工場見学ツアーにも行ってみたいですね。

ヨーロッパ周遊記のつづきはこちら↓

フランスにある航空博物館「アエロスコピア博物館」に行ってきた - wakamaga - 旅行マガジン