2023年1月にヨーロッパ周遊旅行でロンドンに滞在していた際、ケンジントンエリアにある科学博物館を訪れました。
科学博物館の場所
ケンジントンエリアにあり、ハイドパークからも徒歩圏内であり、隣には歴史博物館(Natural History Museum)があります。私はケンジントンエリアに宿泊していたので、ホテルに帰る前に少し時間があったタイミングでちょっとだけ寄りました。
こちらが入り口です。
予約がおすすめ
入場料は無料ですが、予約が必要のようです。私は予約せずに行けるかな?と思い訪れたのですが、その場でスマホで予約することになったので事前に訪問する時間帯を予約しておくとスムーズに入場できそうです。
宇宙に関する展示
宇宙に関する展示でもっとも印象的だったのはこちらのロシア製ロケット「ソユーズ TMA-19M」の降下モジュール(地球に帰還する際に宇宙飛行士が乗って還ってくる部分)です。表面が焦げた色になっていますが、これは地球の大気との摩擦熱でこうなったそうです。
モジュールの中も除くことができましたが、非常に狭そうです。
こちらは、宇宙服の手袋部分を体験できる展示です。予想通りですが分厚い生地で作られており、細かい作業はとてもできなさそうでした。
コロナウイルスに関する展示
科学博物館では早くもコロナウイルスの(おそらく特設)展示がありました。
はじめに、多層に重ねたガラスでコロナウイルスを表現しているアート?作品のようなものがありました。
ここには、コロナウイルスによって我々の生活がどのように変わったかを説明する展示がありました。
まず、こちらはWorking from home(在宅勤務)に関する展示です。博物館で在宅勤務の展示を見る日が来るとはだれも想像できなかったです。私もコロナがきっかけで本業は在宅勤務になりました。
ワクチンの治験に参加しますか?というアンケート。私は正直に「No」と回答してしまいましたが、どちらかというとNoのほうが多いようです(Yesが自分の予想より多かったです)。
こちらはワクチン治験に利用する器具(奥)と、接種後の経過観察キット(手前)であり、特に青色の椅子はイギリスでの最初の治験で利用されたものだそうです。
これまで治験がどのように行われているか想像もしたことがなかったですが、このような無機質な環境で治験が行われていたと知り、言葉で表すのが難しいですが、生々しさを感じました。
まとめ
科学博物館にはコロナウイルスに関する展示だけではなく、蒸気機関から宇宙、コンピュータなどなど、非常に幅広い展示があります。すべて見て回るには半日以上はかかりそうですが、入場料も無料ですので自分が興味のある分野だけ絞って気軽に楽しんでみても良いかもしれません。