私は海外旅行に行く際は戸籍謄本(もしくは戸籍抄本)と証明写真を持っていくようにしています。
今回は、その理由をお話します。
戸籍謄本と証明写真を持っていく理由
私が海外旅行に戸籍謄本と証明写真を持っていく理由、それはパスポートを紛失した際に必要になるからです。
海外旅行でパスポートを紛失した場合、多くは現地の大使館・総領事館等で「帰国のための渡航書」を発行してもらい、日本に帰国することになると思います。
その帰国のための渡航書を発行してもらうためには、戸籍謄本(または戸籍抄本)と証明写真が必要になるようです。
帰国のための渡航書に必要な書類
例として、在韓国日本大使館のホームページを参照すると「帰国のための渡航書」の申請に必要な書類として以下が含まれています(記事執筆時点)。
写真(スピード写真可):2枚(紛失・盗難・焼失以外の場合は1枚で可)
戸籍謄(抄)本(6ヶ月以内に発行されたもの)又は日本国籍があることを確認できる立証書類 (国籍証明書、船員手帳、本籍の入った住民票等):1通(本籍の記載のない運転免許証は不可)
日本国籍を証明するために戸籍謄本(または戸籍抄本)が必要で、渡航書に貼ると思われる証明写真が必要のようです。
とくに証明写真はサイズ指定があるので注意です。
証明写真は現地でも取得できそうではありますが、パスポートをなくすと不安で一刻も早く日本に帰りたくなるだろうと思い、日本で準備できるものは可能な限り準備し、証明写真も日本から持参しています。
パスポート紛失対応セット
私は、戸籍謄本と証明写真を含む「パスポート紛失対応セット」なるものを自分で作り、海外に行くたびに持っていっています。
パスポート紛失対応セットの中身はこちら。
- 戸籍謄本(または戸籍抄本、6ヶ月以内に取得)
- 証明写真(6ヶ月以内に撮影)x 2枚
- 現金
- クレジットカード(デビットカード)
- 運転免許証
- パスポートのコピー
戸籍謄本と証明写真は既述の通り「帰国のための渡航書」申請用です。
現金とクレジットカード(デビットカード)は、「帰国のための渡航書」にかかる手数料や延泊が必要になった場合の宿泊費などを払えるようにしておくためです。
運転免許証とパスポートのコピーは特定の目的はありませんが、パスポートをなくしても身分を証明できるものはあると良さそうかなと思い、入れています。
また、このパスポート紛失対応セットは、パスポートと一緒に紛失してしまうことを防ぐために、パスポートとは異なる場所(バッグ)で保管するようにしています。
まとめ
幸いにも、これまで海外でパスポートを紛失しないに越したことはないですが、紛失することを想定して上記のようなパスポート紛失対応セットを持参しています。
将来的には、このあたりもマイナンバーカード1枚で済むようになると嬉しいですね!