今回は成田空港に向かう際、京成電鉄のスカイライナーを利用した話です。
スカイライナー
スカイライナーは京成上野駅から成田空港までをつなぐ、京成電鉄の特急列車です。
特急列車なので、特急料金がかかります。そのため、私はいつもスカイライナーは利用せずに普通電車で成田空港に向かっていました。今回は朝早くの便で成田から出発であったため、スカイライナーを利用することに。前泊するより安く済みます。
スカイライナーの特急料金(ライナー料金)がどれくらいかと言うと、最長の京成上野・日暮里~空港第2ビル・成田空港の区間で大人1,300円/小児650円です。それに加えて普通運賃(大人1,267円/小児633円、ICカード利用時)も必要なので、普通運賃のみで済む普通列車よりおおよそ2倍の値段です。
京成上野〜成田空港間の所要時間は、スカイライナーを利用した場合は40分〜50分程度、普通電車の場合は1時間半前後かかります。スカイライナーを利用することで所要時間は約半分です。値段は2倍で、時間は半分。
日暮里から成田空港まで乗車
今回は日暮里駅からスカイライナーに乗車しました。チケットはオンラインで事前購入。全席指定なので、当日乗ろうと思ったら満席で乗れない、ということも起こり得るでしょう。ということで、事前に予約しました。
ホームで列車を待っていると、スカイライナーがやってきました。東海道新幹線の300系のような角度の流線形をしています。
乗ってみると、さすが空港行きの列車。大型荷物置き場があります。大きなキャリーケースはここにおけそうです。
また座席の上には荷物棚もあるので、荷物のサイズによってはこちらに収納することもできるでしょう。
こちらがスカイライナーのシート。両側2列の配置です。座席の幅が細く見えますが、実際には東海道新幹線のN700Sの普通席よりも広いシートだそう。N700Sの普通席は440㎜(B席のみ460mm)ですが、スカイライナーの座席は470mmだそうです。
実際に座席に座ってみましたが、とても広々しています。足元も広々で、私の大きめのバックパック(60L)も余裕で足元に置けてしまいます。
あっという間に成田空港到着。快適でした。
まとめ
初めてスカイライナーを利用してみましたが、個人的には今回のように朝早い便を利用する際に、空港近くで前泊する代わりに使うならありかな、と思いました。
その他の場合は、まだ普通電車で良いかな。半額だし。ただし、家族連れ、とくに小さなお子さんやお年寄りといっしょに行く際は、スカイライナーのような全席指定の特急が便利でしょうね。